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スリランカ国会議長へ帰敬式-大統領に続き2人目-

 伊達忠一参議院議長の招聘で来日していたカル・ジャヤスーリヤ・スリランカ国会議長が2月28日、同国政府要人とともに当浄苑を参詣しました。
 当財団は1月9日、日本国外務省、両国の国会議員連盟、スリランカ国会の共催、徳島県の協力等を得て、スリランカ独立70周年の式典と記念行事の阿波踊りコンサートを実施し、大谷暢順台下が日本初の遺業となる現地国会での講演等を行いました。今回の参詣はカル議長が台下に式典等の謝意を伝えようと、参議院国際部に要請して実現したものです。
 一行はカル議長をはじめ、プレマジャヤンタ科学技術大臣、ヘーラット元文化大臣等計6人。当財団職員が両国国旗の手旗を振って歓迎する中、先ずは本堂を参詣しました。
 続いて、発心(ほっしん)したカル国会議長の願い出により、台下が帰敬式を執行されました。外国人で政府要人への帰敬式は、スリランカのマヒンダ・ラージャパクサ大統領(当時)に続いて2人目となります。
 カル議長は「雪山偈(せっせんげ)」、続いて台下の導唱で「三帰依文(さんきえもん)」をともにパーリ語で唱和。佛教徒として生きる誓いを御佛前に奉告し、剃刀(ていとう)の儀が執行されました。法名は、スリランカを意味する「執師子(しっしし)」から台下が命名された「執師院釋信楽(しっしいん・しゃくしんぎょう)」。
 この後、一行は白書院で台下、大谷光輪当財団参議(本願寺御門主)と面談、台下は大谷家紋が入った特製の筆箱をカル議長に手渡され、議長からも記念品が贈られました。
 最後に一行はスリランカ世界遺産・佛歯寺とインドの故ラジブ・ガンジー首相から分骨された佛舎利に献花し、次の訪問地広島に向いました。


外国人の政府要人では2人目となった帰敬式


台下、大谷光輪参議と一行の記念撮影(嘉枝堂本堂)


佛教興隆をテーマに懇談


カル議長からの記念品贈呈


両国国旗の手旗を振って一行を歓迎