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  • 大谷理事長に初の「徳島県表彰」 飯泉知事から贈呈 徳島の文化を世界で振興した功績に(2020年7月5日 於東山浄苑)
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大谷理事長に初の「徳島県表彰」 飯泉知事から贈呈


 大谷暢順当財団理事長が令和2年7月5日、飯泉嘉門徳島県知事から徳島の人形浄瑠璃や阿波踊り等、同県の文化を世界に発信し、その振興に多大の功績を残したとして「徳島県表彰」を贈呈されました。この表彰は本年度から始められ、大谷理事長が栄えある初回の受賞者となりました。
 大谷理事長は平成30年(2018)、スリランカ独立70周年記念事業として阿波踊りコンサートを同国最大都市・コロンボで実施、現地の佛事・ペラヘラ行列との共演を行い、現地TVで大きく取り上げられる等、話題を呼びました。
 また、昨秋には、各国のユネスコ大使等約1、100人が集う中、パリのユネスコ総本部大ホールで阿波人形浄瑠璃の上演を行い、その魅力を世界に伝えました。これにより、令和3年には日独160周年、日本ルーマニア100周年のフィナーレ事業への出演要請が我が国の外務省から寄せられ、ドイツ、ルーマニアに阿波人形浄瑠璃を当財団、同県主催で派遣する事が決定しています。
 贈呈式は、東山浄苑東本願寺の嘉枝堂本堂(京都市山科区)で行なわれました。先ず、飯泉知事が「伝統ある阿波文化をフランスやスリランカから世界に広めていただいた。この偉業に感謝を申し上げたい」と祝辞を述べ、表彰状と記念品を大谷理事長に手渡しました。
 これを受け、大谷理事長は「人形浄瑠璃のパリ公演は、フランス人に感銘と感動を与えることができた。また、スリランカでは阿波踊りを現地の老若男女が一緒になって踊り、日本の伝統芸能を楽しんだ。阿波文化、日本文化が世界に伝えられた事はめでたく、その一助を成せた事は嬉しい」と謝辞を述べ、飯泉知事に記念品を贈呈しました。
 この後、会場を黒書院に移し、浄苑の至宝である是錦縁(ぜきんべり)等を大谷理事長が紹介、飯泉知事と日本の文化や精神について語り合いました。


初の「徳島県表彰」を飯泉知事から受ける大谷理事長


浄苑の至宝を通して、日本の文化や精神について語り合う大谷理事長と飯泉知事