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蓮如上人は佛教だけでなく、能・狂言、当時の新しい文化である茶の湯や立花(たてばな)などもいち早く理解し、積極的に取り入られました。
着想の豊かさ、人々とともに感動する柔軟さ、それらの芸能を通して信仰へと導かれようとする確かさとが、こんにちに至る本願寺の伝承文化の大きな支えとなっています。
当財団では、その蓮如上人の御心や精神を継承し、広めてゆくために、野村万作、萬斎さんをお招きして500年ぶりの「鶯」狂言上演などをはじめとする様々な文化活動を行なって参りましたが、このたび、「蓮如イスム」の名のもとに10周年を記念する講座やコンサートを実施することに致しました。
「蓮如イスムコンサート」 10月5日(日) 15:30〜17:00
出演:大谷祥子(箏曲家)・豊剛秋(宮内庁楽士) 料金:500円(要予約)
<プロフィール>
大谷祥子(箏曲)
宮城会箏曲コンクール児童の部第1位。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。
NHK邦楽オーディション合格。第5回賢順記念全国箏曲コンクール第1位。
茨城県記念式典公演にて常陸宮殿下御前演奏。
豊 剛秋 ぶんの たけあき(笙)
豊家は1000年来、笙を家業とする京都方の楽家。笙を岩波滋、多忠麿、歌を豊英秋、右舞を安倍季昌琵琶を山田清彦の各氏に師事。現在、宮内庁式部職楽部楽師。
「第1回蓮如イスム講座」 10月6日(月) 14:00〜15:00
記念特別公開「蓮如上人展」に合わせて、蓮如上人研究家による講演を行います。
講座受講料無料 入館料300円のみ (要予約)
「蓮如イスムミニコンサート」 10月18日(土) 13:00/14:00/15:00 各20分間
出演:福原百七(笛奏者) 料金無料 入館料300円のみ
<プロフィール>
福原百七(笛奏者)
東京藝術大学邦楽科卒業。人間国宝寶山左衛門に師事する。91年四世福原百七の名を許される。大河ドラマ「武蔵」、「功名が辻」にて笛の指導と演奏、「義経」ではテーマ音楽に参加。現在演奏活動に加えて作曲も手掛ける。
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